最上Supersonic

脇から生まれたい

他界を考えている

これは起きたら恥ずかしくて消える記事なのではないかと思いつつも、

今の心情を書き留めたくて文字を打っている。

 

まず初めに、

推しのことはとっても好きだ。

推しのキャラクター、センス、顔面、声、髪、四肢優しい性格、影のある雰囲気、儚さ、年相応の姿、ファッション、多少至らない部分を悔しがる姿。

上記全てを内包して美しいと呼べる推しが本当に好きだ。

 

そしてグループを愛する推し、愛される推しも大好きだ。

推しが琴線に触れたことから始まったオタク活動であるが、推しのことを知れば知るほど同時にグループのことも好きになった。

 

だが上記の「好き」とは、異性愛ではなく、見守り慕うという感情に限りなく近いので、今回このような悩みに直面することになった。

 

まず、二次元三次元問わず、オタクが頻繁に用いる尊いという言葉がある。私はこれがあまり好きではないが。

(脊髄反射して出る言葉にしてはあまりにダイナミックな表現だからというのと、汎用が過ぎるのでチープに感じるためだ。)

だが私自身、上記の通り推しに対する大概の感情は世間的に言う"尊い"と同義かと思われるため、意思を曲げ、ここでは自分のような近似種を仮に尊びの民とする。

 

尊びの民は偶像崇拝を基本としている。一神教であれば多神教の民もいるし、関係する人物や自身を取り巻く環境まで尊ぶアニミズムスタイルの者もいる。それはいい、いいのだ。

 

尊びの民は豊穣(アーティストが売れたりグッズのクオリティが上がったりすること)のため、日々お布施(音源、グッズの購入)や勤行(ライブに参加し場を盛り上げる)、集会(ツイッターはてなブログで気持ち悪い文章を書く)などをして静かに暮らしている。

推しのためという、永久に未達の目的意識があるため、毎日ひたむきに頑張れるのだ。(信仰は偉大)

 

しかし、尊びの民の集落に時たま、相容れない集団がやってくるのだ。そう、推しを異性として見ている「リアコ」こと過激派の到来である。

彼、彼女たちが先天的に「リアコ」なのか後天的に「リアコ」なのかは計ることができないが、推しに何かしらの形で自身を投影した上で信仰活動を行なっているため、矢印が一本の尊びの民とはまた違う信仰の形になる。

(厳密に言うと、リアコな自分を楽しむ、いわば恋に恋するまた一段階噛むリアコ、リアコのあいつよりも私がリアコというさらに上をいくリアコもいるが)

恋をすると人間は盲目になるため良くも悪くも色々な意味でも戦闘力が高いのがリアコの民だ。ご丁寧にも尊びの民へもマウンティングをしかけてくる。(ex 何枚積んだ?)

 

だがしかし人というのはプライドが高く見栄っ張りなもので…

最初は「あぁ…尊い…」

としか鳴けなかった生き物が、上のようなマウンティングをされると突如防衛本能が働き

「カードの上限いっちゃった 来月の引き落としこわ ぴえん」

などと喋るようになるのだ。

目的が、食物連鎖のより上位にポジショニングするという事に置かれた新種、マウンティングゴリラの誕生である。

 

かなり脱線してしまったが、つまりは尊びの民と思っていた人が実はマウンティングゴリラでしたとか、

あと2次元のオタクを辞めたきっかけの、「微妙に影響力のあるオタクが承認欲求を満たすためにコンテンツを活用しているように見えちゃうアレ」とかに疲れて他界を考えています、という話でした。

そもそも信仰心が強ければこんな悩みを持つこともなかったのだから、私もプライドに負けたタイプの人間かな、とも思うのですが。

 

書いてたら途中で疲れちゃったからまたいつか綺麗にします。

とりあえず今日はここまで。